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ワークショップがチームにもたらす3つの変化

会議や定例会など人が集う場面はチームの将来性やこれからの活動の成果を上げるための大切な時間です。
いたるところで耳にする「ワークショップ」という言葉。
いろんなところで開催されていますが何をする場所なのでしょうか。

ワークショップとは

ワークショップとは「体験型講座」を意味します。
学校のように先生や講師が前に立って、教わるのではなく参加者が参加、体験することが大きな特徴です。
学習、スキルアップ、創造、トレーニングなど問題解決の場として広く認知されています。
端的に言うのであれば「参加者が自主的に体験する学びの場」で代表的なワークショップの種類は以下です。

  • 芸術や身体表現のワークショップ
  • ものづくり講座(ネイルやヨガ、DIYなど)のワークショップ
  • 教育や研修のワークショップ
  • ビジネスのワークショップ

ここでは「教育や研修のワークショップ」「ビジネスのワークショップ」についてご説明します。

ワークショップで何が変わるのか?

世の中には説明会、勉強会、シンポジウム、講演会など学べる場所がたくさんあります。
比較的新しいスタイルであるワークショップという学びの場で得られる成果の違いは何でしょう。

教育や研修のワークショップでは講師と参加者が意見交換を重ね、ロールプレイをしながら実践的な体験を通して学びを深めるのが大きな特徴です。

ビジネスのワークショップは新しい事業を始めるときや、チームの方向性を練るときに参加者が思いやアイデアを持ち寄り、それを積極的に対話しあうことで成果に結びつけるねらいが大きな特徴です。

会議と異なる「ワークショップ」という言葉と手法の新鮮さから、チームの「自発的参加」を目指す新たなスタイルを印象づける効果はありますが、やることが目的となると本質を全うできなくなります。
また、「ワークショップをやる」=「成果に結び付く」とは限りません。
では、ワークショップがもたらす本質的な効果を紹介します。

ワークショップがもたらす3つの効果

  1. チームに信頼関係が育まれる
  2. 個人の解決能力が高まる
  3. リレーションシップが「不可能」を「可能」にする

チームに信頼関係が育まれる

チーム内にはリーダーとメンバーがいます。
ワークショップではリーダーとメンバー、メンバーとメンバー、リーダーとリーダーが同じテーブルで情報交換し、知恵を出し合う体験を通じて相互で補完しあう意識をつくっていきます。
リーダーから一方的に要求するだけではない、メンバー内で押し付けるだけではいけないといった意識です。

それは、目に見える形で特にリーダーの人に顕著に現れます。
特に成果を求めすぎるリーダーの場合、いざ仕事となると表情がなくなりがちです。
ひとりの人間としての表情ではなく、チームをまとめる組織の顔に近いものがあります。

理由はともあれ表情の無さから「普段リーダーは何を考えているか分からない」といった不信感をメンバーは抱きます。
ワークショップに参加したリーダーは徐々に人間としての顔を取り戻し、その顔でメンバーの考え方や関連するチームの状況を語るとき、メンバーとの間で共通の理解が生まれてきます。
そのうえでどうすればチームの課題を解消できるのか、少しでもチームの目標に近づくことができるのかについて一歩進んだ議論ができるようになります。

個人の解決能力が高まる

ファシリテーターを務めたとあるチームは、ワークショップを境にメンバー全員が主体的に取り組むチームに生まれ変わりました。
別のケースではこれまで積極的に関係性をつくってこなかったチームが他部署、他機関と連携して目標に立ち向かう意識が芽生えるようになりました。

これまでのリーダーがチームを引っ張っていくスタイルのチームがワークショップという「場」を体験して、新しい「芽」が作られていくという実感をもっています。
目標に対してメンバーの合意形成が目的としても、合意が「理解」なのか「納得」なのかによって、その後の活動の展開が大きく変わるでしょう。

チームでメンバーを支える力を育てるきっかけづくりの場としてもワークショップをやる意義があります。
このような成果は従来の説明会や勉強会などでは生まれにくいものです。

リレーションシップが「不可能」を「可能」にする

仕事は外部と良好な関係性を築くことによって業績につながります。
企業は商品を売るだけ、まちづくりは活動に賛同してもらうだけではなく、外部を長期的に関わるパートナーとして抱えている課題解決するための方法を提案し、結果の最大化を目指すことが目的です。

しかし、人は自分に都合のいいことは積極的ですが、重荷になること経験したことないこととなると消極的になります。

仕事は総合的なもので計画や行動、リサーチや評価を複合的に捉えて、はじめて効果に現れるものと言えます。
そのため万人受けする方法はなく、都度、新しい課題に立ち向かう必要があります。
実際にチームメンバーが消極的になることで全体が暗礁に乗り上げる可能性も考えられます。

個人の事情をチームに持ち込むのは大人のすることではない、は時代に見合っていない考えです。
消極的なメンバーがいてもチームでの取り組みが不可能になる訳ではありません。
不可能という言葉には「容易ではないけど」、「可能性は低いけど」という可能性を秘めています。

もしかしたら消極的なメンバーは不可能という思い込みから新しい仕事の本質を充分に理解していない場合もあります。
反対に「簡単ではないができるなら可能性を追求したい」と積極的な意識を持っているメンバーも、その状況に立つと「腰が引けてしまう」ことも考えられます。

従来の一方的にリーダーが方向性を示し、理解を求めるケースではメンバーからすれば「スタートを切ったら必ず成し遂げなければならない」ということにつながります。
そうなるとリーダーは「賛同を得られた」という勘違いに気づかず結果的にメンバーに無理を強いていることになります。

それに対してワークショップという「対話の場」を体験し、リーダーとメンバーに信頼関係があるなかで示す方向性はメンバーの捉え方も別物となり「相互理解」という言葉がチーム内に育まれます。

サポート事例

私がファシリテーターを務めた事例を紹介します。

従来のリーダーの視点でチームの課題と思われるものについて、取り組みに困難はあるものの「可能性を検討したい」というメンバーの合意をもとにワークショップがスタートした場です。
ワークショップでは「チームの課題がメンバー一人ひとりにある」と提起され、それをリーダーとメンバーで共有していく「相互理解に努める場」として位置づけました。

ワークショップを通じてメンバーは、リーダーの「実現に向けてチーム内の協議や条件の整備など改善に努めるが実らない場合もある」という言葉をリーダーの逃げの発言ではなく信頼感をもって見守られていると納得しました。

メンバーとしても取り組みの成果を高め、より柔軟な活動に向けて関係性をつくっていくという体制が生まれメンバーとリーダーの相互理解から活動が進められていきました。

ワークショップで対話を「する」ということが、普段の現場でも対話が「できる」という雰囲気になり「不可能」が「可能」に変容したと言える事例です。



チームはメンバーの関係性から活発な雰囲気をつくり、時には歩み寄り、より高みを目指していける場であってほしいと思っています。
その背景にはワークショップという「場」における「対話」が重要な役割を果たします。
あなたはどんなチームで活動をしたいですか?どんな時間をチームで共有していきたいですか?

この記事を書いた人
北村 正貴

北村ファシリテーション事務所代表。”プロセスを変えれば結果が変わる 多様な人が集う場を対話のできる場に”をテーマに、お客様の要望や現状課題をヒアリングし、効果的な対話の場(ワークショップ)を設計・実施いたします。何がチームに必要かを判断し、相乗効果と主体性を高める組織に変容するための土台を作ります。また、行政・コミュニティ組織(自治会/町内会/まちづくり協議会等)・NPO団体・市民団体・企業など社会課題の解決と新しい価値の創造に取り組む多様な主体のコンサルティング支援を行う。

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