代表ブログ

「地域を変えないといけない」という風潮

地域のなかでも自治会(町内会)には役割と使命があります。それはことわざにもある「遠くの親戚より近くの他人」。現在では防災用語としてよく聞かれる言葉です。

どんなに地縁血縁が大事といっても、近くにいないといざという時に助けることもできません。隣近所がこの姿勢を心のどこかに持っておくことでお互いが助け合うことができます。

だからこそテレビやニュースで言っている「地方創生」「人口減少」「高齢化社会」を真に受けてしまって地域が「不特定多数のみんな」のために「よさそうなこと」に注力するのはもったいないと感じています。この刷り込みで知らずのうちに「地域を変えないといけない」という空気が流れてしまって、地域の良さを見失っている自治会長や市民団体が多いのも事実です。

それより草刈りとか整備してる近所の範囲で「どうすれば子どもたちに遊んでもらえるか」とか「世代間交流ができるか」をとことん調べて考えて実行した方がその地域のためになります。

いかに地域に住む人を絡めてお互いの生きがいづくりにつなげていくことが大事なのであって、いくら社会が「社会のために」と言っていても、住民が「これでいい」と満ち足りているのであれば無理に変える必要はないです。

この記事を書いた人
北村 正貴

1985年群馬県桐生市生まれ、沖縄県糸満市在住、ファシリテーター。2013年より地域おこし協力隊として単身沖縄へ。糸満市内で地域コミュニティの再生や集落の自立的発展を目指し活動。2015年、沖縄、ふるさと百選(集落部門)受賞。2018年に北村ファシリテーション事務所を設立。「多様な人が集う場を対話のできる場に」をテーマに行政、コミュニティ組織(自治会/町内会/まちづくり協議会等)、NPO団体、市民団体、企業など社会課題の解決と新しい価値の創造に取り組む多様な主体のコンサルティング支援を行う。

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北村ファシリテーション事務所