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ファシリテーターの手帳

他者を大切にする人は自分を大切にする人

先日、「自分と他者の相互理解」について考えていた時にこんなツイートをしました。

突然出現した新型コロナウイルスによって、これまでの暮らし方、仕事の仕方がままならなくなった方がほとんどだと思います。私もその一人で、1年を通して予定していたワークショップが中止になることや、イベント登壇がキャンセルになるなど、やりたいことができない日々の連続でした。

ある時、パートナーにこの話をすると、焦ることないんじゃない?と、励ましにも同情にも取れる言葉をいただきました。日に日にやりたいことができなくなっていった私は、やはり焦りが日に日に身体から漏れていたようで、気付いてる人は気付いていた感じがあり、少し恥ずかしい瞬間でした。

ニュースを見れば、感染を防ぐために営業ができない、お客さんを呼び込めないなど、本音から遠い場所にある言葉が多いなぁと感じたことを覚えています。当時のニュースを見る限り、仕事できないけど、それ以前に暮らしていけないという声は少ない印象を受けました。ですがこれって、世間体を気にしてプライドが許さないのか、恥ずかしいからなのか何なのか、「助けてください!」の言葉って言いづらい世の中なんだなと改めて感じました。

交友関係っていろんな形があると思います。学生時代からの友人、社会人になってからの同士、ご近所さん、同じ趣味の人、行きつけのマスターなど。何をもって仲がいいかは人それぞれですが、私の場合、頻繁に会う人、連絡を取る人だからこそ見栄を張ってしまって自分をさらけ出せません。

意外に、1年に数回連絡を取るくらいの距離感の人の方が自分の本音をぶつけられます。(不思議ですよね…)この世の中、年齢性別国籍立場など関係なく大切な存在っていると思います。人によっては自分の事より大切な誰かのことを優先させてしまう人も多いと思います。

でもたまには自分を優先させても良い。「コロナ前」という言葉は好きではないのですが、当時は自分より誰かのことを考える時間が多かったと思います。ですが、こんな時期だからこそ誰かを労う前に自分を労うことが当たり前になっていってもいいと思うんです。

自分のやりたいことを仕事を通して夢として大切にしていくことも大切です。だけどこれは外向けの感情なので、時には夢なんて聞かれない時間を過ごしても良いと思うんです。これまでの交友関係ももちろん大切ですが、相手に嫌われないように、これを言ったらダサいから、変な人に思われないように、と自分に嘘つく必要のない社会になってもいいんじゃないかなと最近思うようになりました。

類は友を呼ぶという通り、やっぱり自分に正直な人の周りには正直な人が集まるでしょうし、自分より誰かのためにという思いが強い人には自分より誰かのためにという思いの人が集まると思います。

「誰かに期待すると疲れる、だから疲れたっていい、疲れたことを大きな声に出して言ってもいい」ことを認識しておくだけで、自分にも誰かにも接し方がいい意味で変わると思うんです。その積み重ねが自分のケアに繋がるでしょうし、相手のケアにも繋がる。もしかしたら巡り巡って仕事に良い作用を生むかもしれません。そう信じて欲張らず気張らず「自分に自然に」を取り入れていきたいと思います。

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<今回の行動指針>
F. プロフェッショナルとしてのポジティブな態度の模範を示す
 ◼F-1 自己評価・自己認識を実践する
 ◼F-2 真摯に、誠実に行動する
 ◼F-3 グループの可能性を信じ、自然な態度で接する

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記事を書いた人
北村 正貴

1985年群馬県桐生市生まれ。沖縄県糸満市在住。2013年に地域おこし協力隊として単身沖縄へ渡り、地域コミュニティの再生や集落の自立的発展を目指し、対話型ワークショップ実施やイベント企画をするなど活動。2016年「沖縄、ふるさと百選集落部門」入賞。2017年4月より個人事業を開始。組織の課題解決や社会の未来創造に向けた人材育成事業を展開。これまで230の組織、1500名をサポート。糸満市商工会会員、初級地域公共政策士(取得中)

多くの依頼は「組織の運営上の課題を話し合いで解決したい」という漠然としたご相談から始まります。

北村ファシリテーション事務所では、企業、自治体、コミュニティ組織(自治会、町内会、まちづくり協議会)、NPO法人など様々な組織のご相談も積極的をお受けしております。

ご相談を通して要望を整理し、最適な要件を抽出。ワークショップや研修プログラムとして具体化・実行・定着を目指したご提案をさせていただきます。

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