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地域肯定感が地域を成長させる

ないものねだりも大切ですが、その地域の基礎でもある歴史的背景や生活の隅々を見つめ直すことも大切です。だからこそ自己肯定感ならぬ地域肯定感が必要だと思っています。

定型文のように「地域に何もない」って使わないでほしい

「地域には何もない…」「うちの地域はつまらない…」という声は良く聞きます。
こういう自己肯定感ならぬ地域肯定感を持てない人が多くいます。

特に、地域が盛り上がらない原因をなんとなく
「なにもないから」
「駐車場がないから」
「ショッピングモールがないから」
「遊ぶ場所がないから」
こういうことにしようとしてしまう方を私は多く見かけてきました。

漠然としてても「なんとなく地域が好き」と地域に愛着が湧けばいいのですが、愛着とかいうと必ず「何だろう愛着って?」と難しく考えてしまって、結果、うちの地域はダメだ。と否定的になってしまいます。

とはいえ、地域肯定感が持てない人が悪いというわけではなく、
少しでも「この部分が好き」という考えになると明るくなるのにな、と私は思います。

地域肯定感を持てない7つの特徴

実は私もこの仕事をするまでは自分の地域のことを真剣に考えてきたわけではない人で、業界の先輩方の話を聞いて、そういえばそうだったなと思うことが多かったです。

地域に愛着の持てない地域肯定感を持てない人の7つの特徴。

  1. ないものねだりを満たすために、他の地域と比較をしてしまう
  2. 「うちの地域はなにもない!」を平気で言ってしまう
  3. 地域に愛着を持つということを恥ずかしいと思う
  4. 違う世代の意見を受け入れられない
  5. 自己顕示欲が強い
  6. 地域を良くしたいと言っているのに、誰かに任せようとする
  7. 結局、他の地域の青い部分だけ見ている

自治会長や市民団体の長で多いのが立場を優先して人が変わる人です。せっかく地域をよくできる立場にいるのに、地域のことを真剣に考えていないんだなと感じてしまいます。そういう人は地域肯定感が満たされていないから、立場を利用して自己顕示欲を満たそうとしてしまう。行政職員に攻撃的になります。

地域肯定感を持つための方法

ではこういった地域肯定感を持てない思い込みをどう変えればいいのか?
私はこう考えます。

  1. 自分の中の「地域に対する思い込み」を真剣に見つめる
  2. 「他人や他地域はどうでもいい」と決める
  3. 習慣で頑固な思い込みを消す

その2の「他人や他地域はどうでもいい」と決めることはとても大切です。地域肯定感を持てない人はやっぱり即効性を求める、難儀はしたくない、と思いながら隣の芝を青く見がちです。一生懸命に取り組んでいるとはいっても、知らず知らずのうちに否定的な言葉を使ったり、継続性を考えたり、振り返りをしたりしない傾向があります。

その3の「習慣で頑固な思い込みを消す」には対処法があります。それは「地域をしっかり見返す」、「仲間に協力を得る」、「肯定的な言葉で感謝をする」。何気ない小さな行動や言動を一つ一つ認めることが大切です。

なんだ簡単じゃん!と思っても意外とできないのが厄介なところですが、ていねいに一つ一つ地域の良さを出してあげる。広めてあげる。めげずに少しずつ変えていくことが大切です。「違う意見=敵」という考えからいつも通り否定してしまった…と嘆いてしまってもOK。人間はそんな簡単に変わりません。吐き出す言葉や何気ない行動に少しずつ変化を取り入れて、地域肯定感を高める習慣が大切です。

そうしていくと自然に、周りの人も地域に向き合うようになり、思い入れや見え方が変わるようになります。この記事が地域肯定感が持てない人に少しでも広がって、地域肯定できる人が増えてほしいなと信じています。

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記事を書いた人
北村 正貴

1985年群馬県桐生市生まれ。沖縄県糸満市在住。人材育成や組織開発、働き方改革のコンサルティング、講座や研修を行う。一方で地域おこし協力隊の経験を活かし、行政やコミュニティ組織の未来創造/プロセスデザインに向けた対話の場の企画運営に携わる。230組織1500名をサポート。ファシリテーター。初級地域公共政策士(認定番号 第F15-0427号)。

多くの依頼は「組織の運営上の課題を話し合いで解決したい」という漠然としたご相談から始まります。

北村ファシリテーション事務所では、企業、自治体、コミュニティ組織(自治会、町内会、まちづくり協議会)、NPO法人など様々な組織のご相談も積極的をお受けしております。

ご相談を通して要望を整理し、最適な要件を抽出。ワークショップや研修プログラムとして具体化・実行・定着を目指したご提案をさせていただきます。

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